チームワークの問題点

チームワークの実践は非常に有効性があると言えますが、しかし一方で、チームワークの半数に何かしらの問題を抱えているとされています。例えば、薬剤師は患者に対して薬物療法の適切性を説明したいのですが、医師の薬剤師に対する期待は薬物の交互作用の確認であって患者の対応ではないという状況。このように、問題の要因として個々の対立が挙げられるのではないでしょうか。勿論チームワークは多様な職種で多様な意見を持つ人々が協働することになる為、意見の食い違いも生じやすくなりますし、それがきっかけとなって対立を生んでしまうのだと思います。そのために認識のずれが生まれ、そしてそれを確認する為の時間もないし、カバーする人材も足りていないというのが、この問題を更に加速させてしまっているのではないでしょうか。