求人広告の注意

求人詐欺によく見られるパターンとしては、試用期間を設け、試用期間の経過後に晴れて社員になると思わせる手口です。しかし実際はその試用期間を終えると契約を更新してくれないのです。その他、社員として雇用することなく、個人事業主として契約するような酷いケースも稀に見かけます。個人事業主として契約してしまえば、雇用保険、社会保険に加入することが出来ません。また、中高年を採用するにあたって「定年退職なし」としていたにもかかわらず、65歳で辞めさせる企業も存在します。  求職者が求人詐欺から身を守るためには、その多種多様な手口を分類して、出来る限り全容を把握することが大切です。入社後に詐欺だったと気付いても、生活が懸かっている以上、多くの応募者は泣き寝入りしなければなりません。ですから求人広告を閲覧する時点でよく吟味する必要があるのです。